「美しい国」と広報担当

朝日(2007年08月03日08時49分)の
“「美しい国」私も言えませんでした 世耕補佐官も苦言”
http://www.asahi.com/politics/update/0803/TKY200708020393.html
という記事によると、世耕弘成首相補佐官(広報担当)が、「街頭では、とても『美しい国』なんて言えませんでしたと安倍首相に苦言を呈したとのこと。
 自民党の広報戦略が非常に洗練されてきたことや、「美しい国」というスローガンが広報戦略とミスマッチだったことは、歌田明弘の『地球村の事件簿』の“政府・与党の広報戦略の成果はあったのか?”
http://blog.a-utada.com/chikyu/2007/08/post_13b4.html
でも指摘されていることではある。
 その意味では、年金問題などの逆風がなかったら、街頭で「美しい国」と連呼していたかは興味の残るところではある。

ゲーム機の講義導入

朝日(2007年08月03日08時00分)の
“英語や物理の授業でDS 試行で効果アリ 大阪電通大
http://www.asahi.com/life/update/0803/OSK200708020068.html
という記事によると、大阪電気通信大学は、年内をめどに、「ニンテンドーDS」を授業に本格導入するとのこと。1、2年生の必修科目のうち、英語、物理、力学などで全学生にDSを貸与する。数学の基礎などを学べる独自ソフトの開発にも乗り出すらしい。

 まぁ、単純な反復訓練についてはDSを使ったほうがよい課題もあるだろうけど、大学生相手だからそれなりのインストラクショナル・デザインが必要だろうと思うのだが、大丈夫だろうか?
 ものはついでだからPDA機能とか、出欠管理機能などを載せたりしたら面白いのだが…。

美しい国の真実

朝日の
“「困窮者、はよ死ねってことか」 孤独死男性日記に残す”と言う記事
http://www.asahi.com/national/update/0730/SEB200707300017.html
によると、辞退届によって生活保護を廃止されて孤独死した北九州市小倉北区の男性の日記の一部が公開されたということ。
 餓死はつらいだろうなぁ。

ネット世論と選挙

インターネットウォッチの“「ネット世論に信憑性はあるのか?」インターネット選挙の今後を議論 ”という記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/07/31/16500.html
によれば、2007年7月の参議院選挙にインターネット上の言論が与えた影響について議論するシンポジウムが、東京都内で30日に開催されたとのこと。
 パネリストは、佐々木俊尚氏(ジャーナリスト)、藤代裕之氏(ブロガー)、山口浩氏(駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部准教授)、司会は上智大学新聞学科教授の橋場義之氏が務めたとのこと。

やはり新聞が一番…

(2007年7月22日21時38分 読売新聞の『企業情報の入手源、最も信頼は「新聞」が57%』
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070722i413.htm?from=main4
と言う記事によると、経済広報センター(日本経団連の関係団体)のアンケートによると、企業情報についてのもっとも信頼する情報源として新聞を挙げた人は全体の57%だったらしい。以下、インターネット(26%)テレビ(7%)、雑誌(4%)という順番だったらしい。

 まぁ新聞を信用するのは当然として、企業調査機関や有価証券報告書などが上がっていないのは、無料の情報源に限定したのだろうかと思った。

自民党の広告

今朝の日経に自民党の広告が出ていた。改憲の話が載っていなかった。「戦後レジューム脱却」を旗印に掲げると言いながら、それを前面に打ち出していないことはやはり記録しておこうと思った。何年か先に「改憲は党是だ」だという発言が出た時のために。