教科書・拉致・靖国…メンバー相次ぐ落選 自民「保守派」思わぬピンチ

yahooの記事(一瞥した限りでは産経新聞のサイトでは見つからなかった。)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000006-san-pol
記事そのものは、安倍晋三幹事長代理の行ってきた保守派のまとめ役としての色々な団体の構成員が郵政民営化に反対していたことを色々書いている。少し纏めると:

日本の前途と歴史教育を考える議員の会(教科書記述の正常化などに取り組む)
会長の古屋圭司氏、幹事長の衛藤晟一氏が郵政法案に反対(古屋氏当選、衛藤氏落選)
平和を願い、真の国益を考え、靖国参拝を支持する若手国会議員の会
会長の松下忠洋氏、事務局長の古川禎久氏が郵政法案に反対(古川氏当選、松下氏落選)
与党の「教育基本法改正に関する検討委員会」
保利耕輔座長も「反対派」(当選)
超党派の「教育基本法改正促進委員会」
会長の亀井郁夫、中心メンバーの中曽根弘文参院議員は十三日、特別国会で賛成に転ずることを表明したものの、先の通常国会では反対票を投じ、発言力低下は避けられそうにはない。
竹島切手発行などに取り組んできた議連「国家基本政策協議会」
会長の森岡正宏氏も郵政法案に反対し落選。

そのほか、人権援護法案反対とか、拉致議連とかについても力が落ちる結果となったことが述べられている。
そして「自民党保守政党ではなくなっていくんじゃないか」という閣僚経験者の観測でしめている。
 どっちの方に向かうかわからないが、ステロタイプで見ないほうが良い、ということだろう。「自民党をぶっ壊す!」と連呼していた総裁だし。でも、総裁任期が切れた後はどうなるのだろう?安倍氏は後継者に目されていたのだが…。