左翼がサヨクになる

山陰中央新報の社説
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/106806034.html
左翼の革新イメージが曇ってサヨクとなる。
「努力をしてもしなくても、平等の名の下に同じ扱いを受ける不平等▼そんなうさんくささがオールド左翼に隠されている、と新保守主義は見抜く。(中略)社会の進歩を目指すはずの左翼が守旧としてのサヨクに転じる」
というのは、一面の真理だと思うし、それに有効な反論を用意できていないことも現在のサヨクの限界だとも思う。しかし、本当に競争が進歩のエンジンとなっているのだろうか?世界に冠たるといわれた零戦が、柔軟性のない設計によって時代に取り残されたように、効率だけを追求することが、長期的に有効なのかはやはり考え直す必要があることだろう。もちろん、サヨクの側も時代に応じて変化する必要があるだろうが。