<みずほ証券誤発注>東証とのやりとり10分間

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000009-mai-bus_all
毎日新聞) - 12月18日3時7分更新
僕なりに整理すると:
午前9時27分:「1円で61万株」と誤入力

  • 1分後、東証マーケットセンター(取引を監視する)が異常な売り注文を確認し、みずほのトレーディング部門(緊急連絡先)に電話→みずほのなかで離れていて意思疎通がうまくいかず。
  • 1分25秒後みずほの営業部門の別の社員が誤りに気づき、3回取り消しを試みたが失敗。
  • 東証の担当者はさらに2回電話し、最後は叫ぶように取り消しを催促した。
  • 東証マーケットセンターは売買停止の検討を開始。しかし、「売買状況の異常を理由とする停止の経験もマニュアルもなかった」(東証幹部)。同センターは、株式部(売買を取り仕切る)に判断を仰ぐとともに、「早く取り消すよう別ルートでも連絡を」と求めた。
  • 株式部が電話すると、みずほは「取り消せない。東証で取り消してもらえないか」と依頼。押し問答の末、Bの上司が受話器を奪い取り、「このままでは売買停止にせざるを得ない」と通告。
  • 同37分にみずほ証券は取り消しを断念買い戻しを始めた。

 東証マーケットセンターは売買停止を決める権限を持つとのことだが、そのマニュアルがないとか、、東証の売買システムは発注端末経由でなければ取り消せず、東証内にその端末はなく、東証が強制的に取り消せないとか、システム設計が甘いのではないかと思う。