学校図書館の蔵書 不備が大半

 学校図書館の本の数が基準に達しているのは、4割未満にとどまっていることが文部科学省の調査でわかったと5月7日のNHKニュースで流れていたらしい。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/07/d20060507000110.html
1校あたりの図書購入費は、都道府県によって、大きなばらつきがあり、最も多い山梨県と最も少ない青森県との格差は、およそ3.6倍に上り、また、クラスの数に応じて決められている、学校図書館の蔵書数を満たしている学校は、平成16年度末の時点で、小学校が38%、中学校が32%でいずれも4割を下回りまったとのこと。
 この背景として、国から毎年およそ130億円が各市町村に交付されていますが、市町村によっては、別の目的に使うケースもあるという指摘もあったらしい。

 まぁ、新しくわかった話ではないのだが…。このような状況を考えると、小学生に英語を教えたりする新しいことを始めるより、既存の制度をきちんとするほうが急務ではないかと思う。