日本の子供は先進国でずば抜けて「孤独」…幸福度調査

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070214i314.htm?from=main3
(2007年2月14日20時54分 読売新聞)

国連児童基金ユニセフ)が14日発表した、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告によると、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構OECD)加盟25か国29・8%と、ずば抜けて高かった。「30歳になった時、どんな仕事についていると思いますか」との質問に対しては、「非熟練労働への従事」と答えた日本の15歳の割合は、25か国中最高の50・3%に達した。更に、日本は、親が働いていない家庭の割合が、先進国中で最も少ない0・4%。ところが、平均収入の5割を下回る家庭に暮らす「貧困児童」の割合は、14・3%にのぼり、最悪の米国(21・7%)から数えてワースト9位。10冊未満の本しかない家庭の割合は9・8%で7位。「静かな勉強場所」「学習用のコンピューター」「ネット接続環境」など、教育環境の充実を象徴する8品目中、所有が6品目未満の家庭は53・3%でワースト2位とのこと。

 小泉前首相のキーワードである『米百俵』は目先のことでなく、教育環境に投資しようということではなかったかと思うのだが…。