備忘録

産経の
『高校社会、必修決まらず 受験に負担…中教審で議論噴出 』
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070903/gkk070903000.htm
という記事によると、高等教育や経済人の立場の委員は世界史必修を主張し、東京都教育長は日本史必修を主張し、更に総合化を主張する論者もいるらしい。
 きちんと歴史を学べばアイデンティティーが涵養されるかと言うのも疑問だが、それ以前の問題として、Desecoの学力モデルに近い筈の『情報』や総合的な学習の時間はどのように扱われているのか全然読み取れない記事ではある。
 ちなみに、
『「総合学習」削減 国語、算数など時間増 学習指導要領改訂素案』
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070830/gkk070830000.htm 『中学授業も週1時間増 選択・総合減らす 中教審に素案 』
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070831/gkk070831004.htm
という記事によると
小学校や中学校では主要科目と言われる授業時間を増やし、総合的な学習の時間を削る素案が文科省から提出されたらしい。
英語が小学校から導入されるのは、Desecoが異質な人間との交流能力に注目しているのと関係があるのだろうか?